宮古島のシュノーケリングでウミガメに出会うには?

宮古島のシュノーケリングでウミガメに会ってきました!高確率で出会える模様です。

宮古島のシュノーケリングでウミガメに出会うには?
~マナーについて~

宮古島は温暖な海と美しいサンゴ礁に囲まれた世界でも屈指の海を有しています。
その美しい海には様々な生き物たちが住んでいます。
そこでは『ファインディングニモ』でも有名なカクレクマノミを筆頭に多彩な色の熱帯魚たちやウミガメ達に出会うことが出来ます。
その為、宮古島ではシュノーケリング等、海の生き物たちと触れ合えるアクティビティを楽しむチャンスが多いと言えます。
またシュノーケリングに関して言えば(ダイビングと違い)講習や免許が不要の為、誰でも楽しむことが出来、非常にオススメです。

但し誰でも楽しめるがゆえ、多くのマナー違反が散見されるのも事実です。
特に多いのはサンゴを傷つける行為です。
意図的な行為は言語道断ですが、その他にも意図せずして(疲れたり溺れかけるなどして)サンゴの上に立ってしまうことでサンゴを傷つけてしまうことがあります。
不慮の事故を防ぐ意味でもライフジャケット着用は勿論、泳力・体力以上のことはせず、疲労が気になるのであれば浮き具(浮き輪など何でもいいです)を持参するようにしましょう。
掴まって休むことが可能となり、足をつけなくても体力を回復することが出来ます。

サンゴが大きく育つまで物や環境によっては1000年以上かかることがあると言います。
我々人間よりも長くこの地球で生きていることに敬意を表し、
宮古島のこの美しい海を後世に伝えていく為にも、
そして我々自身、不慮の事故に遭わない為にも、
無理なくスマートに楽しんで頂きたいと思います。

宮古島のシュノーケリングでウミガメに出会うには?
~場所と方法~

シギラビーチ付近ではウミガメの出現頻度が高いようです。
シュノーケリングではありませんが、「ウミガメをみる」だけを目的にするのであれば、
シースカイ博愛(半潜水式水中観光船)に乗船して潜水の窓ガラスから見るのが最もお手軽ではあります。
(所要時間の45分と乗船料金はかかりますが、シュノーケリングの道具を持参することやレンタルすること、あるいはその体力消費や出会えるかどうかわからない”ポケモンGO”状態を天秤にかけることになります)
シースカイ博愛も”ポケモンGO”状態に近いですが、船で動ける範囲の広さと、船員さん達の豊富な経験により、出会える確率はそこそこに高そうです。

シュノーケリングで、となると効率的なのはシギラビーチで実施しているシュノーケリングツアーに参加すること。
引率の方が、こちらもやはり経験豊富で熱帯魚のいるエリアやウミガメに会いやすいエリアと時間帯を熟知していらっしゃいます。

時間帯で言うと、満潮時に近い方がウミガメに出会いやすいそうです。
水深が深くなってきた時に、泳ぎやすい為、遠浅となっているビーチに入ってきて、海藻を食べに来るのだそうです。
(干潮時間・満潮時間は海での安全性を高めるためにも、毎日都度チェックすることをオススメします)
現地の人の話によると、「大人の腰の高さの水深ぐらい水深」「その水深で石に海藻がくっついている箇所」が出現頻度が高いようです。
これらの条件が整っている時間と場所を引率の方が紹介してくれるので、出会える確率は上がるかと思います。

宮古島のシュノーケリングでウミガメに出会うには?
~注意点~

ビーチハウスでも盛んに言われていることですが、
とにかく近づき過ぎないこと!です。
ついつい近づきたくなってしまう気持ちは大変よくわかるのですが…。
海外では特にこの意識が強いのですが、ウミガメなど野生生物に人間が関わることは動物へのストレスなどから避けなくてはなりません。
(昔、モルディブでシュノーケリングをした際はツアーの引率者がかなり強い姿勢で亀に近づかないように、と制していました)

…と言いつつ、宮古島のウミガメ達はしまんちゅの精神なのか、大らかな心で人間に寄ってきてしまうのですが。。。
なるべく近づかないように気をつけて一定の距離を取り、あまり騒がないことが賢明なようです。
と言うことでなるべく距離を取って、水中カメラで撮影を試みてみました。
トップの画像と↓の画像は今回ビーチで出会ったウミガメを水中カメラでズーム機能を使いながら撮影したものです。
(トップ画像はトリミング加工しました)

宮古島のシュノーケリングでウミガメに出会うには?
~まとめ~

ウミガメ情報だけではなく、シュノーケリングをする際の注意点も含めてご紹介してきました。
シギラビーチハウスに貼ってある紙には印象的な言葉が綴ってあります。
「私たちが亀さん達のお家にお邪魔しているのです」
といった旨の言葉です。
(正確な言葉、忘れてしまいましたが…苦笑 ニュアンス的にはこんな感じ)
シュノーケリングは非常に楽しい遊びですが、宮古島の美しい海あってこその楽しい遊びです。
今回シギラビーチをご紹介しましたが、心ない人たちが増えてしまえば何らかの規制や入場制限がかかってしまうかもしれません。
そのようなことなく、この美しいシギラビーチをいつまでも楽しむ日々が続いていくよう、この美しい海を大切にしていきたいものです。