リゾナーレ小浜島&はいむるぶし比較!子連れ、カップル、大学生、シニア…それぞれ考察!

リゾナーレ小浜島はいむるぶし、両者に3泊以上した筆者による比較口コミレポ!どう違うのか迷ってしまう方、必見!!どんな方にどのホテルが合うのか。どちらも素晴らしいホテル…迷われているならこの記事を参考に、是非行ってみてください!!

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リゾナーレ小浜島&はいむるぶし比較!子連れ、カップル、大学生、シニア…それぞれ考察!~それぞれの概要~

石垣島より更に西にいった小さな島・小浜島にある宿泊施設と言えば、リゾナーレ小浜島と”はいむるぶし”という2大スーパーリゾートが挙げられます。
(というか、大きな宿泊施設はその2つだけです。島全体の中には一部別荘の集合体のような地区があり、島外の人も宿泊できるような場所がありますが、「ホテル」「宿泊施設」としてはこの2つだけです)
小浜島そのものは、

八重山のてんぶす(へそ)といわれる小浜島。大岳(海抜99メートル)からは、与那国島を除く8つの島々が見渡せる最高のロケーション。NHKの朝ドラ「ちゅらさん」の舞台として全国的にも有名になっている。
サトウキビ畑が続く道・シュガーロードを風を受けながらのサイクリングも心地いい。集落には赤瓦の民家が数多く残り、昔ながらの織物が受け継がれ、行事がしっかりと継承されている。
2007年、盆、結願祭、種子取祭の芸能が、国指定重要無形民俗文化財に指定された。海人の多い集落、細崎からは西表島が目の前に広がる。

という紹介を見つけることが出来ます。
またリゾナーレ小浜島の送迎バスに乗車した際に伺ったお話では、

小浜島にはスーパーマーケット、コンビニエンスストア、映画館、信号機…それら全てありません。
昭和初期に戻ったかのように感じるお客様もいらっしゃるかもしれません。
島は一周16.6kmです。2時間あればサイクリングで一周巡ることも可能です。
牛、馬、ヤギ、ヤンバルクイナ、孔雀も棲息しています。
白い孔雀や、白いヤンバルクイナ―シロハネクイナもこの島に住んでいます。
集落近くには連続テレビ小説『ちゅらさん』で有名なシュガーロードを臨みます。最近舗装されて、自転車で楽に走れるようになりました。

このように小さな小浜島ですが、ここには二つのリゾートが存在しています。
まずはリゾナーレ小浜島

驚きと遊び心に満ちた休日を。リゾナーレの特別体験
リゾナーレでは、自然の恵みを堪能し、自然を遊びつくす特別体験を数多くご用意しています。
自分好みにアレンジして、思うがままの休日をお愉しみください。

続いて私のBlogでも何度かご紹介させて頂いているはいむるぶし

国立公園の豊かな自然と国内最大のサンゴ礁に抱かれた南海の楽園
はいむるぶしは北緯24度線、ハワイ諸島と同緯度にある八重山諸島のほぼ中央に位置する小浜島の南東に約40万m2の敷地すべてが国立公園内に有する日本最南端のビーチリゾート。

八重山諸島の個性豊かな島文化に彩られ、世界有数の亜熱帯動植物とサンゴ礁に囲まれ、そして夜になると日本一美しい星空に包まれる南海の楽園。

はいむるぶしでは、南の島ならではの多彩なマリンアクティビティをはじめ、ヨガや自然体験、八重山の島々を巡る観光コースなども豊富に取り揃え、リゾートライフをより一層楽しく演出します。

どちらも小浜島の東に位置しています。
というか、実際に行ってみるとゴルフ場を挟んで南北に隣接していることがよくわかります(地図でも拡大してみるとわかるかと思います)。
また入口自体も隣接しており、自転車で島を周遊していると入口を間違えそうになるほどです…(笑)

というわけで石垣島~小浜島を結ぶフェリーを下船した後、宿泊施設に行くまでの所要時間もほぼ変わりません。
但し、幾つかの点で異なる部分があります。下記に記していきますが、下記の内容では↑で示した地図の位置関係も大事な要素になってくるので、再度ご確認の上、読み進めて頂ければと思います。

リゾナーレ小浜島&はいむるぶし比較!子連れ、カップル、大学生、シニア…それぞれ考察!~ゴルフ~

まずはゴルフという視点での違いをご紹介していきます。
ゴルフに興味がない方は次の項目へ読み進めてください)

ゴルフをとにかく楽しみたい!という方にはリゾナーレ小浜島への宿泊をオススメします。
理由は距離的な近さと予約出来るプランの有無です。

はいむるぶしもゴルフ場に隣接してはいますが、入口となるゴルフ場のクラブハウス入口はリゾナーレ小浜島への入口近くに位置しています。
リゾナーレ小浜島の宿泊者にはクラブハウスまでの無料送迎もあります。
リゾナーレ小浜島内に宿泊していれば、起床してから最速10分弱でゴルフ場にいることも夢ではありません。
また楽天GORAなどでは「リゾナーレ小浜島宿泊者専用プラン」も販売しており、リゾナーレ小浜島宿泊者を優遇するプランが存在します。
はいむるぶし宿泊者にとっても、こうした楽天GORAなどでビジターとしてプレーする(約1500円ほど割増料金になる)ことは可能です。
よってはいむるぶしに宿泊したからといってゴルフが出来ない、というわけではありません。
しかし、複数回プレーする人にとってはこの金額の差が大きくなってくる場合があるかもしれません。

また、別記事でもご紹介しますが、ゴルフ場に完全に隣接しているリゾナーレ小浜島にはゴルフ場を活かしたアクティビティが存在します。
それはゴルフ場がクローズした後の16:30~18:30の間だけ、
ゴルフ場を無料開放して広大な遊び場に出来るというものです。
この入口もリゾナーレ小浜島にあり、こうした遊び方はリゾナーレ小浜島特有のものです。
ボールなどもホテルで貸し出してくれるので、遊具を持ってゴルフ場で遊ぶことが可能なのがリゾナーレ小浜島です。

ゴルフ>気軽に

みんなのGOLF PS4版

 

リゾナーレ小浜島&はいむるぶし比較!子連れ、カップル、大学生、シニア…それぞれ考察!~朝食~

朝食に関してはリゾナーレはいむるぶしも甲乙つけがたいクォリティです。

別記事でもご紹介しますが、リゾナーレ朝食のイチオシはなんといっても黒糖フレンチトースト!
フワフワのトーストに、小浜島産黒糖固有のマイルドな甘みが加わった絶品です。
毎日3切れ以上は食べてました…(笑)
フレンチトーストの場所のすぐ後ろには生クリームとメープルシロップも配備されており、たっぷりの生クリームとメープルシロップをつけて楽しむと本当に幸せな気持ちになります。
また、ソフトクリームマシンも朝食から完備されているので、フレンチトーストとソフトクリームのセットも楽しめる贅沢ぶり。

小浜島>お土産

純黒糖-八重山小浜島産 250g×8袋
石垣島や小浜島など各島で育てられているさとうきびから作られる黒糖。
中でも小浜島産の黒糖はマイルドで誰もが美味しいと感じやすい味なんだとか。

はいむるぶしにはこうした大きな目玉はないかもしれませんが、
海鮮丼を自分で作れたり、八重山そばを自分で茹でることが出来るなど、
とにかく種類が豊富!
しかも海鮮丼の具などは日替わりなので飽きることがありません。
日替わり度合いとしては、はいむるぶしに軍配が上がります。

尚、どちらも乳児向けの離乳食は完備されており、お子様連れであっても心配ないのは共通しています。
朝食についてはどちらの特徴を優先するかで考えてみて良いかもしれません。

リゾナーレ小浜島&はいむるぶし比較!子連れ、カップル、大学生、シニア…それぞれ考察!~夕食~

夕食に関する比較に移ります。共通点としては両者共に「宿泊者限定の利用」となっていることです。新型コロナウィルスによる影響も大きいですが、この運用はしばらく続くことになりそうな見込みです。

続いて両者の比較です。
リゾナーレでは夕食は大きく分けて3種類です。(詳細は別記事にて)
・ビュッフェ
・ビュッフェの食べ物をお弁当に入れて貰って屋外で楽しむ
・ビーチサイドバーベキュー
の3種類となります。
この中から好きなスタイルを選ぶことになるわけです。
リゾナーレでは屋外で楽しむ方法としてティンガーラナイトディナーなど、特別なものになるようなイベントも実施しており、訪れるその都度、確認していくと季節ごとのイベントを楽しむことが可能です。
こうした「その時だけ!」のイベント性としてはリゾナーレに特長がありそうです。
ビュッフェもビーチサイドバーベキューも予算は1人5000円~となっており、バーベキューには8000円のコースも用意があります。

一方、はいむるぶしでは
・ビュッフェ
・グリルダイニング
・クラブダイニング
・海カフェ
の4種類です。
特記として、クラブダイニングは10歳未満のお子様の利用が出来ない点が挙げられます。
しかし、グリルダイニングではバーベキューやしゃぶしゃぶ、もつ鍋など豊富なメニューから選択することが可能です。
レストランの場所は4種類ですが、食べることの出来るメニューの豊富さでははいむるぶしに軍配が上がります。
また、リーズナブルなメニュー(一人前予算1500~2500円程度)を置いている海カフェの存在も心強いですね。

リゾナーレ小浜島&はいむるぶし比較!子連れ、カップル、大学生、シニア…それぞれ考察!~アクティビティ~

小浜島ではアクティビティ業者が7~8社ほどあり、それぞれ多種多様なアクティビティを提供しています。
バスによる島内周遊や海ぶどう収穫体験など陸上で楽しめるアクティビティから、
幻の島への周遊やシュノーケリングなど船に乗って海を楽しむアクティビティなど本当に様々です。

アクティビティは大きく分けて、
・業者さんが島全体で広く受け付けているアクティビティ
・リゾートが専属で契約して業者さんに提供をお願いしているアクティビティ
の2つです。
前者のアクティビティであれば、どちらのリゾートに宿泊していてもHPから予約することが可能です。
例えば幻の島ツアーやマンタと出会うシュノーケリングは、両リゾートどちらの宿泊者も体験可能なアクティビティです(催行業者は異なるかもしれませんし、それによって潜るポイントなどは微妙に異なる可能性があります)。
一方、バギーや釣り体験ははいむるぶしHPのみで見ることができます(バギーはそもそもはいむるぶし施設内でのアクティビティです)。
またリゾナーレオリジナルのアクティビティとしては朝焼けラウンジ等の素敵な時間を過ごすことのできるホテル内アクティビティも用意されています。

アクティビティは催行業者や季節によっても異なる為、その都度HPで確認するのが良いかと思います。
この辺りは好みやライフスタイルによって趣向が分かれてしまうところですが、
海が好きな私はシュノーケリングツアーに行きたいというのがメインで、
今のところはリゾナーレでもはいむるぶしでもシュノーケリングツアーは用意されているので、
両者平衡か、素敵な写真が撮れるアクティビティがあるリゾナーレのほうがこの辺りは好きかもしれません。
(因みに朝焼けラウンジは5か月前から予約が埋まってきます)

シュノーケル>お手軽

シュノーケリング シュノーケル マスク スノーケル フィン 大人用 3点セット シリコーン製
レンタルも可能ではありますが、口を付けるだけに持参すべきアイテムかもしれません。

 

リゾナーレ小浜島&はいむるぶし比較!子連れ、カップル、大学生、シニア…それぞれ考察!~プール~

続いてプールの比較です。
プールは両者それぞれ大きな特徴があります。

まずリゾナーレは2つプールを有しています。
1つはリゾート中心部に位置し、レストランと隣接しています。
もう一つは海に面した場所にあり、海と連なるインフィニティプールのような写真の撮影が可能です。
動線としても、海で遊んでそのまますぐにプールに入る…なんてこともスムーズに出来ます。
尚、深さは1.5m程で基本的には大人向けです。

はいむるぶしもプールは中心部にありますが、1つのみです。
面積としては大きいように感じますし、プールサイドレストランに直結していてプールサイドでお酒や軽食を楽しむことが可能です。
深さは乳幼児も入ることが可能な深さのプールも用意されており、こちらは水深30㎝です(大人用は1m)。
浮き輪の無料レンタルもあり、コンプレッサーも用意されているので持ち込みの浮き輪を膨らませることも可能です。

子連れでプールを楽しみたい方には、はいむるぶしのほうが良いかもしれません。
リゾナーレは大人向けで、静かにプールを楽しんだり、海とプールを併せて楽しみたい人向けのように感じました。
但し、リゾナーレもスタッフの方曰く「お子様向けのプールを作ったほうがいいと思っているんです」とのことだったので、もしかすると近々工事するかもしれませんね。

リゾナーレ小浜島&はいむるぶし比較!子連れ、カップル、大学生、シニア…それぞれ考察!~海~

リゾート内の海の環境を両者で比較してみます。
こちらも大きな違いがあります。

前述した地図に注目して頂くとわかるのですが、リゾナーレは北向き、はいむるぶしは南向きです。
これにより潮流の影響が出やすいのははいむるぶしです。
特に夏前後のシーズンでは八重山地方は南風の日が多いのではいむるぶしのほうが、比較的波の強さを感じやすい環境にあります。
冬場では北風が卓越してくるので北向きのリゾナーレのほうが波の高さはありそうですが、海開きしていないシーズンなのであまりその違いを感じることが多くないかもしれません。
よって穏やかなのはリゾナーレ、ということになりそうです。

はいむるぶしは豊富なビーチレンタルグッズ(マリンブーツなどもアリ)や海上に浮かぶビーチマットの設置など海で本格的に遊ぶのに向いている環境となっています。
波がリゾナーレと比較して強い旨をご紹介しましたが、浮き具を着ければ幼児でも遊泳は可能なレベルです(あくまで比較として強い、というだけで全く問題ありません)。

また海開きはややはいむるぶしのほうが早い傾向にあります。
2022年シーズンははいむるぶしの海開きが3月1日、
リゾナーレは3月19日を予定しています。

マリンブーツ>男女兼用

マリンシューズ ウォーターシューズ サーフブーツ 水陸両用シューズ ユニセックス
はいむるぶしもリゾナーレもサンゴが砂浜に流れ着くことが多く、その量が膨大な為、こうしたブーツがあると非常に楽です。

浮き具>子ども

アームリング 腕 浮き輪 子供用 幼児 プール パドルジャンパー 水着型救命胴衣
これさえ着けておけば全て安全、というわけでは勿論ありませんが、やはり有ると無いとでは大違い。必需品。

リゾナーレ小浜島&はいむるぶし比較!子連れ、カップル、大学生、シニア…それぞれ考察!~大浴場~

両者である意味(?)一番大きな違いがお風呂です。
はいむるぶしは敷地面積が大きいこともあり、大浴場の用意があります。
大浴場はリゾート中央やや西よりにあり、歩いて行くことも可能ですが、別記事で紹介した通り、カートで行くのがオススメな方法です。

リゾナーレは大浴場の用意はなく、各部屋に用意されたお風呂で入浴することになります。
その分、お風呂の面積の大きさやバスタブの容量はリゾナーレは比較的大きく(お部屋にも依るのでしょうが)、
子どもと大人が一緒に入っても全く問題ありません。
リゾナーレではバスソルト作り体験も実施しており、お部屋のお風呂でジックリゆっくりお風呂に浸かりながらバスソルトを楽しむことが可能です。

この辺りは一長一短とも言えるでしょう。

リゾナーレ小浜島&はいむるぶし比較!子連れ、カップル、大学生、シニア…それぞれ考察!~夕焼けと星空~

最後に夕焼けと星空について比較します。
これも比較にあたり、地図をまずはご参照ください。

端的に言えば、夕焼けと星空を楽しむならはいむるぶしのほうがメリットがあります。

はいむるぶしは敷地面積自体が非常に大きく(東京ドーム8個分!)、東~南~西にそれぞれ面している為、
南の空にあがってくる南十字星や、朝日・夕日を楽しむことが簡単に出来ます。
また星空ツアーで観測した限りでは、北極星や北斗七星も観測することが出来たので、ほぼ全天を観測することが可能です。

リゾナーレでもティンガーラハンモックという、星空を見ながら寝転ぶことのできる場所が用意されており、星空観測はゆとりを持ってすることが出来ます。
が、その場所から南サイドにゴルフ場の木が一部あり、南十字星の観測は中々難しそう…(絶対に観られないのかまでは確証が得られませんでしたが)。

ただ星空も夕日も快晴あってのことなので、はいむるぶしであっても常に楽しめるわけではありません。
自然現象なのでこればかりはどうしようもないですね…。
星空撮影や観測をする際は、「今、星見えるけど明日でもいいや」等と思わず、「今日しか見られないかもしれない!」の気持ちを持って楽しんで頂くのをオススメします。

リゾナーレ小浜島&はいむるぶし比較!子連れ、カップル、大学生、シニア…それぞれ考察!~まとめ~

以上、様々な点からはいむるぶしとリゾナーレを比較してきました。
大きな傾向としては(あくまで個人の感想ですが)、
子連れにははいむるぶし(大浴場やプールの浅さ)が嬉しく、
カップルやシニアには落ち着きがあって(朝焼けラウンジやインフィニティプールなど)写真撮影が楽しめるリゾナーレが楽しめ、
大学生には(もういっそのこと)両方宿泊して頂いて、小浜島を味わい尽くして頂きたいと思います!