宮古島のコロナ対策:シギラリゾートをレポート

コロナウィルスの影響がまだまだ強いですが、宮古島は感染症対策を万全にして観光業を継続しています!
応援する意味も含めて、宮古島シギラリゾートでのコロナ対策をご紹介します!

宮古島のコロナ対策:シギラリゾートをレポート~概要~

2020年は新型コロナウィルスによって世界中が翻弄されています。
毎年夏を中心に観光客で賑わう宮古島もその影響は大きいのが現状です。
シギラリゾートの人曰く、
「去年の5割程度」の予約数だそうです(恐らくそれでもまだある程度回復したのでしょうが)。
また「毎年忙しいのは夏休み期間だったのですが、夏休みの間は本当に…(苦笑)。その分シルバーウィークが忙しかったです」ともおっしゃっていました。
お客さんが戻りつつあるとはいえ、シルバーウィークの4日間と夏休みの数十日とではまだまだギャップが大きいですね。

また宮古島を含めた沖縄県は高齢者が多い地域でもあります。

高齢者人口は、平成29年3月現在約29万6千人で、そのうち65歳以上75歳未満の 高齢者数は約 14 万7千人、75 歳以上の高齢者数は約 14 万9千人となっています。
(中略)
本県の人口は、「年少人口」(0~14歳)や「生産年齢人口」(15~64歳)は減少していく一方、 「高齢者人口」(65 歳~)は増加していくことが予想されており、平成 37 年には高齢者人口 が 35 万 3 千人にまで増加し、高齢化率も 25.0%になると見込まれています。

シギラリゾートでは各所に「マスク着用のお願い」などの対策を促す紙などを見かけますが、
その最後には必ず「おじいおばあを守る為に」と添えられています。

宮古島のコロナ対策:シギラリゾートをレポート~マスク着用やアルコールスプレーなど~

シギラリゾートでは空港〜リゾート間や、リゾート内巡回バスなど、多くのバスが運行しています。
その全てのバスにおいて、マスク着用が求められました。
実際、乗客のほぼ全てがマスク着用して乗車していました。

その他、レストランや遊覧船など基本的にマスク着用が求められています。
各施設の出入り口にはアルコール消毒のスプレーが完備。
従業員の皆さんもマスク着用をして万全の対策をしていらっしゃいました。

宮古島のコロナ対策:シギラリゾートの場合:ビュッフェは?

ビュッフェは実施していました。
但し、事前の検温と手指のアルコール消毒が求められ、
更にマスクとビニール手袋(手袋はその都度配布されます)を着用した上での食事の取り分けが求められました。
ビニール手袋は少し馴染みがない為、つい片手だけの着用などになってしまいがちですが、片手だけではあまり意味がなさそうなので、シッカリ両手着用で臨みましょう。

シギラリゾートには数種類のレストランやバーが点在しますが、
数店舗は休業していました。
(一部のバーやイタリアンレストランなど)
営業している各店舗もアルコール消毒など対策は万全となっていました。
また、ぱいかじ屋台村ではテイクアウトメニューもありました。
ソーメンチャンプルーやゴーヤチャンプルなどの沖縄料理を中心にサラダや春巻き、唐揚げなどのオーソドックスなメニューも用意されていました。
休業している、とは言っても本当に一部なので、レストランを選ぶのに選択肢が少ない、と思うことは殆どありませんでした。

宮古島のコロナ対策:シギラリゾートをレポート~アイテムは?~

これぞ宮古島!というのが、ホテルでのチェックインの際に渡されるサンゴ。
このサンゴでエレベーターのボタンなどを押してください、とのことでした。

お洒落ですねw
実際このサンゴでボタンは大体押してました。
サンゴでコロナ対策、というのは宮古島だけなのではないでしょうか。
無くしても特に何か言われたりはしないのでしょうけれど、
無くすのがとっても憚られて、どこか移動する度に「無くしてないよな」とチェックしてしまっていました…。

宮古島のコロナ対策:シギラリゾートをレポート~まとめ~

宮古島は島だけに、感染症が広がればあっという間に島自体が壊滅してしまうリスクがあります。
また前述した通り、高齢者が多く居住する地域でもあります。
それだけに感染症対策には余念が無く、シギラリゾートでは万全の対策を実施しているな、と感じました。
同時に、利用者としても安心して利用できるとも感じました。