はいむるぶし―虫対策!部屋に入れない・刺されないにはこの方法!【基本が大事】

はいむるぶしでとの共生を図っていく為に取るべき対策!意外な方法で(も人間も)快適に過ごすことが出来る可能性があります!!でお困りの際はお試しください。
(全てのケースに対応できるわけではありません…)

はいむるぶし―虫対策!部屋に入れない・刺されないにはこの方法!【基本が大事】~概要~

はいむるぶし公式HPには記載がありませんが、時期によってはに関するお悩みが出てくる可能性があります。
その時期とは初夏を中心…というか冬以外の多くの季節で大なり小なり課題となってくる可能性があります。

チェックインの際に次のような紙を渡されることがあります。

ご宿泊のお客様へ
<客室内への誘虫防止ご協力のお願い>
この度ははいむるぶしにご宿泊頂きまして誠にありがとうございます。
西表石垣国立公園内にあるリゾートホテルであるはいむるぶしでは、豊かな自然の多様な動植物を守るため、過剰な殺虫剤や除草剤の散布を控えております。
夜間、特に日の入りから1時間程の間、虫が飛び交うことがございますので、外出の際は電気を消してカーテンを閉めて頂くよう、ご協力をお願い致します。
ご滞在中にお気づきの点がございましたらレセプションまでお申し付けください。

はいむるぶし 宿泊支配人

記述の間に虫の種類の記述が入ることもあります。
この案内用紙と共にチェックインの際に口頭でも注意点を伝えられます。
刺されるなのかどうかなど、そのシーズンごとのの詳細についてはチェックインの際にスタッフの方に質問すれば教えて頂くことが出来ます。
(概ね、刺されて熱が出るなどの大きな害のある虫はいない模様です)

仮にに刺されるなどした際は、フロントでは薬を貰うことができません。
フロントで貰えるのは絆創膏なので、前の売店で購入するか持参する必要があります。
人によってはPGAツアーの松山英樹選手のように虫に刺されると腫れることのある方もいらっしゃるかもしれませんが、
特にそうした方は自前で虫刺されの薬を持参することをオススメします。

はいむるぶし―虫対策!部屋に入れない・刺されないにはこの方法!【基本が大事】~部屋に入れない対策~

まずは部屋にを入れない為の方法について。
と言っても大げさなものではなく、基本は先程引用した「誘虫防止のお願い」に書かれている通りです。
が、これが侮れません。
その理由を、私の実体験を交えながらご紹介します。

私たちが滞在したときは、前述した通り「部屋の電気を消してからのお出かけ」の案内を受けました。
その案内に則って、玄関の電気などを消して部屋の出入りを行っていました。
が、夕方や夜間にほんの僅かな時間(人間数名が出入りする程度の数十秒)ドアが開いていただけで気付いたときには10匹程のが部屋におりました。
このときは大きな害のあるタイプでもなく、大きさとしても小さい部類のだった為、ティッシュで捕えるなどして対応しました。

リビングの電気も消しているし、カーテンも閉めているのに、
ほんの僅かな時間でもが入ってくるのか…と誘虫防止は半ば諦めかけていました。

ところがある時、他のお客様のお部屋の状況を見て、大事なポイントに気づきました。
それは部屋の外…廊下に面する箇所(トイレやお風呂など)の灯りが点灯していると、廊下に面する窓の明かりに大量のが集まってくるということ。
かなりの量だったので、廊下に面する窓の周りにこれだけ集まっていれば、すぐ傍のドアが少し開いて明かりが漏れてくれば何匹かはドアから部屋の中に入ってくるな、と納得する程でした。

私のお部屋の場合は、廊下沿いのトイレやお風呂はシッカリ消灯していたのですが、洗面所の明かりが点灯したままでした。
僅かな明かりではありましたが、この明かりに集まってきていたたちが廊下の上窓に集まり、ドアを開けた僅かな時間に部屋に入ってくるようでした。

「外出の際は電気を消して」という記述があったものの、徹底が甘かったようです。
そのことに気づいて他のお部屋を見てみると意外と同じようなことをしているお部屋もチラホラとあるように見受けられました。
(他の電気は消えてそうなのに、小さな明かりだけがポツッとついている雰囲気)

完全消灯する、という基本ではありますが、基本故に見過ごしがちで大事なポイントであることを思い知らされました。
完全消灯を徹底してからは部屋の出入りをスムーズに行えば部屋へのの侵入は高確率で防げることがわかりました。
万事、基本が大事…ですね!

また「外出時は消灯」というポイントにフォーカスしましたが、
これは「在室時」も同様です。
お部屋から大浴場に行く際など、部屋の電灯がついている状況からのお部屋の出入りなどの時にも誘虫の可能性が出てくるからです。
在室時も廊下沿いの電気をこまめに消灯したり、カーテンをキッチリ閉めるなど、室外に明かりが漏れないように徹底しましょう。
この基本を守るだけでかなり楽になってきます。

はいむるぶし―虫対策!部屋に入れない・刺されないにはこの方法!【基本が大事】~刺されない対策~

続いて、虫刺され対策です。
星空ツアーの模様を紹介した際にもレポートしましたが、日没~深夜にかけてに刺されることがあります。
(詳細は星空ツアーの記事をご参照ください)

もし刺されると、人によっては大きく腫れる可能性があります。
(私は刺されやすく腫れにくい体質ですが、それでも腫れました。そして腫れの期間が長い…)

この対策も基本が大事。
虫よけスプレーです。

ただ、この虫よけスプレーの塗り方にも工夫が必要です。
虫よけスプレーの上から日焼け止めを塗ると虫よけスプレーの効果が無くなってしまうことはある程度広く知られています。
が、この場合は日没以降なのであまり日焼け止めを塗るケースは想定しにくい状況です。
あり得るのは日焼けをしたことで、化粧水や保湿クリームを使うケースです。

間違っても虫よけスプレー→化粧水&ボディクリームの順番で使用してはいけません。
使うなら、化粧水&ボディクリームなどの保湿→虫よけスプレーの順番を徹底しましょう。

…これだけわかっていて私が何故虫に刺されたのかというと、単純に虫刺されを甘くみて、虫よけスプレーを塗ることをさぼったからです。
お風呂上りのこともあって、余計なものを塗りたくない…という心理が働いてしまいました。
どうしてもお風呂上りに余計なものをつけたくない、という方は虫よけシールなどもあるので利用してみると良いかもしれません。

またTV番組『それって実際どうなの課?』で検証していたところによると、
蚊に刺されるかどうか(蚊に限定して言えば)は、
足の裏の匂いに依存しているようです。
それまで蚊に刺され続けていたチャン・カワイさんが、足を洗って蚊の大群の中に入っていくと、全く刺されなかった…という特集を放送していたことがあります。
(チャン・カワイさんになった理由が「いい人そうで、蚊に刺されても怒らなさそう」という理由でしたが)
その他の効果的な対処方法は炭酸水を使う、などが挙げられていました。
を標本にしたり研究したりする際に、を昏睡状態にする為に炭酸ガスを使うことがあるそうで、
実際に炭酸水を身の回りに置いて蒸発するようにしておくと蚊の動きが鈍くなっていました。
(チャン・カワイさんが刺されなくなった大きな方法としては、結局この2つだけでしたw)

はいむるぶしには蚊以外のもいるので、この方法が最適かは微妙なところですが、一つの方法として試してみても良いかもしれません。

お風呂上りにどうしても何もしたくない、
余計な手法を採りたくない、という方は日没以降の外出の時は長袖・長ズボン(レギンス)を着用しましょう。
暑い時期でも着用可能な長袖・長ズボン(レギンス)は多く発売されています。
これらを使うのも(とっても基本的なことですが)大事なことだと思います。
実際、私が滞在しているときは(対策かは断定できませんが)多少暑くても長袖やレギンスを着用している方が意外と多くみられました。

はいむるぶし―虫対策!部屋に入れない・刺されないにはこの方法!【基本が大事】~まとめ~

はいむるぶしの対策についてご紹介してきました。
大きな問題とはなりにくいですが、折角の滞在期間をより快適に過ごす為の参考にして頂ければ幸いです。

また、対策としてお部屋には防虫スプレーが備え付けられています。
(お部屋の形態にもよりますが、私のお部屋の場合はクローゼットの中に常備されていました)
が、これはあくまで最終手段…。
冒頭にご紹介した通り、そもそもが多い理由は「豊かな自然の多様な動植物を守るため、過剰な殺虫剤や除草剤の散布を控えている」からです。
動植物たちの棲息域に我々がお邪魔させて頂いているという視点を忘れずに、
と人間とがどうやったら共生していくことが出来るか、
防げるものは予め防いでいく、という思いで滞在していくことが肝要かもしれません。