はいむるぶし―カートは必要?レンタルすべき3つの理由!

はいむるぶしでのレンタルカートは必要なのか?を考察しました。実際に乗ってみた感想も含めてご紹介します。

はいむるぶし―カートは必要?レンタルすべき3つの理由!~概要~

はいむるぶしでは自転車(電動自転車含む)やカートをレンタルすることが可能です。
はいむるぶし公式HPでは次のような記述となっています。

レンタルカートや自転車で滞在を有意義に楽しむ
広大な園内敷地はレンタルカートでの移動がおすすめです。
レンタルカート受付では、自転車や電動アシスト付き自転車、125ccバイクの貸出しもございます。

営業時間
2月~9月:8:30~18:30
10月~1月:8:30~18:00

受付
レンタルカート・自転車・125ccバイクのお貸出しは、当日「レンタルカート受付」にてお申込みをお願いします。
※事前予約は承っておりません。自転車・電動自転車・125ccバイクは、営業時間内に受付場所へご返却ください。

※スタッフの判断により運転技量に不安がみられる場合は、お貸出しをお断りすることがございます。
※飲酒されたお客様へのお貸出しはできません。(レンタルカートを含む)

レンタルカート
広い園内の散策や移動に便利なレンタルカート。
最大5人乗りなので、ファミリーやグループでのご利用に最適です。

定員
5人乗り

料金
30分:600円
1時間:1,200円
2時間:2,000円
3時間:2,700円
4時間:3,400円
8時間:4,800円
24時間 (1泊2日):5,800円
48時間 (2泊3日):7,800円
72時間 (3泊4日):9,800円
96時間 (4泊5日):11,800円
120時間 (5泊6日):13,800円
144時間 (6泊7日):16,800円

備考
※運転は普通自動車以上の免許所有者に限ります。
※レンタルカートは園内のみの通行です。園外には出られません。

「広大な」という記述が出てきます。
はいむるぶしの敷地は東京ドーム約8個分の広さがあります。
また電動自転車などは当日返却することになるようですが、
カートは宿泊期間中ずっと借りられるようになっています。

気になるお値段は1日あたり2500円程度~5800円となっていて、これだけ見ると借りるべきか迷うお値段です。

はいむるぶし―カートは必要?レンタルすべき3つの理由!~理由~

ではここからレンタルすべき理由を考察していきます。

その前に値段について。
先程見た公式HPのデータではレンタル料金が少しお高い印象でした。
ですが、はいむるぶし公式HP上での予約では「カート付プラン」というものが存在します。
予約する段階でカートもセットになってくるものですが、ここで値段比較をしてみます。

食事なしスタンダード:¥6786~
食事なしスーペリア:¥7416~
朝食ありスタンダード:¥7686~
朝食ありスーペリア:¥8316~

レンタルカート付食事なしスタンダード:¥7326~
レンタルカート付食事なしスーペリア:¥7956~
レンタルカート付朝食ありスタンダード:¥8226~
レンタルカート付朝食ありスーペリア:¥8856~

ということで、この差額がカートレンタル料金だと仮定すると、500円~600円程度でカート付になるということがわかります。
大人一人あたりの値段ではありますが、このぐらいの値段なら借りてもいいかも…と思えるレベルです。
宿泊日数から必要日数を計算して、現地で借りて大人の人数で割ったほうが安いのか、予約段階でカートがついてくるプランを選ぶのか、よく吟味することをオススメします。
先程「1日あたり2500円程度~5800円となっていて、これだけ見ると借りるべきか迷うお値段です」と述べましたが、定員は大人5名なので、5人で割ることを含めて検討してみると良いかもしれません。
人数で割ってみると現地でレンタルするのも悪くない場合もありそうです。

そしてレンタルした方がよい1つ目の理由はその敷地の広さにあります。
先程述べた通り、東京ドーム8個分の敷地の広さがあり、リゾート全体はかなり広いです。
例えば、フロントなどが設置されているセンター棟からビーチまでは約1㎞あります。
もしカート無しで歩くと15分前後かかります。
もし海に浮き輪などを持って行くために荷物が多いと、浮き輪などを手で持ちながら片道15分歩き続けなくてはいけません。
これは中々大変な作業です…。

加えて小浜島は暑くなりやすく、30℃を超える日も多い地域です。
30℃超える中で荷物を持ってひたすら歩き続けると、海など目的地に着いた頃には遊ぶ気力が減退してしまいます。
実際に私があったのは、部屋から海へと遊びに行ったところ、日焼け止めを忘れて部屋に取りに戻り、また海へと行く…。カートを使っても片道5分~10分弱かかるところを2往復してしまいました。
カートだったので、大きなタイムロスにはなりませんでしたが、これで徒歩だと30~1時間程のタイムロスになってしまいます。
私の滞在期間中も、時々海まで歩いている方などを見かけましたが、中々大変そうでした…。

2つ目の理由は天気の急変が起こりえるということです。天気の変わり方によっては、徒歩だけでは選択肢として難しくなってしまう可能性があります。

季節や時期にもよりますが、小浜島では南国特有のスコールが降るときがかなりの頻度であります。
特に昼過ぎになるとその確率は上がっていき、夕方~夜間にかけてはかなりの降水量になるときがあります。
この中で徒歩だけだとリゾートに来てのんびりするつもりが、何かのトレーニングの様相となってきます。
多くのタイミングで水着などの濡れてもいい恰好をしていることが多いとはいえ、スコールの中で移動するのはカートが一番便利です。

3つ目の理由は運転がしやすいことです。
カートは基本的にはゴルフ場で多くみられるガソリンタイプで、ゴルフをしたことのある人なら馴染みのあるモデルです。
ゴルフ場によくあるような、リモコンで操作出来るようにはなっていません)
よってどなたでも運転がしやすいと言えます。
実際、私の滞在中に見かけたカートの運転者は男女比が半々ほど。
若い女性の方も積極的に運転していました。

リゾート内の道の構造はシンプルなものなので、何度か通ればすぐに覚えられるようになっています。
(ナビはついていません)

車庫入れについては、バックをせずに車体の前方から駐車場所に入れていけばあまり難しくないかと思います。
実際、多くの車体が車体前方から停車させています。
バックをするのは、その駐車場所から発進する際に使う程度です。

はいむるぶし―カートは必要?レンタルすべき3つの理由!~注意点~

注意点の大前提として、前述した公式HPにあるように、飲酒運転は禁止されています。
また運転可能なのは普通運転免許の所持している人間に限定されます。

それら以外の注意点を挙げていきます。

・タオルが最初から積まれているが、出来ればビーチタオルを借りて常に積んでおくと良い
夜露や朝露、更には夕方~夜間のスコールもあり得るのでシートが濡れやすい環境です。
朝になって乗ろうとしたらシートがずぶ濡れになっていた、なんてこともあり得るので、常にタオルは必需品です。
最初からハンドタオルがカートに用意されていますが、かなりの量濡れるのでビーチタオルがあったほうがベターです。
また同様の理由から、夜間使わなくなったらフロントウィンドウは閉めましょう。
私、閉め忘れてたら夜間に雨が降って朝になったらカートがずぶ濡れになりました…。

・動物に注意
特に夜間ですが、対向車も誰もいないと思って走行していると、思わぬタイミングで動物に出くわすことがあります。
私が出会ったことがあるのは、猫とカニです。

最初「何か物体が道に落ちている…?誰かの落とし物?」と思っていたら横にゆっくり動くので何かと思ったら大きなカニでした。

この写真の右手が海で、左手がただの茂みなのですが、
海のほうからやってきて、茂みのほうへと消えていきました。
写真だとわかりにくいですが、かなりの大きさでした。

相当ゆっくり動いています。
が、大きさがかなりあるので、すばしっこくなくても捕食されないのでしょう。

よく見るとはいむるぶしのマークのように片側のハサミが大きいカニでした。
見かけるとなんか良いことありますかね。

また別記事にもまとめますが、はいむるぶしでは多くの動植物との共生が謳われています。
場面によっては少し不便に感じる部分もあるかもしれません。
が、そこは元々彼らの住んでいる地域に私たちがお邪魔しているということを忘れずに、彼らを大切にする気持ちを胸に留め、滞在していきたいところです。

・カラスに注意
昼過ぎ~夕方にかけてカラスが色んな場所で人間の食べ物や荷物を狙って飛んできます。
この為、カートに荷物を置いて遊びに出かけるのは止めたほうが良さそうです。
大きなビーチバッグの中にも顔を突っ込んで、わが物顔で荒らしてきます。

はいむるぶし―カートは必要?レンタルすべき3つの理由!~まとめ~

はいむるぶしのカートの必要性について考察してきました。
料金と利便性のバランスをどう取るか、ということになってきます。
3つの理由を挙げさせて頂きましたが、これらを含めて値段とのバランスが取れないと判断された場合は無理してレンタルすることはないかと思います。
個人的には予めカート付のプランを予約して、ゆったりとした時間を味わうことが出来るように利便性を上げることを重視することをオススメします。

一方で、運転免許を持っていない、それでも運転に不安がある…などの方もいらっしゃるかもしれません。
そういう方でもビーチまで行きやすいように、はいむるぶしビーチまでのシャトルバスが発着しています。
センタ―棟をほぼ毎正時(9:00、10:00、11:00…と続き、19:10、20:10、21:10、22:10まで)に出発し、ビーチへと向かうバスが存在します。
乗車する際はレセプションで予約することが可能です。
またビーチからセンター棟へと向かうシャトルバスも、1時間に1本程度(9:05、10:05、11:05と始まって、19:00、20:00、21:00、22:00、23:00)存在します。
こちらは17時まではビーチカウンターにて、17時以降は海カフェで予約することが可能です。
1時間に1本ペースなので利便性はそこまで高くはないかもしれませんが、時間を上手く区切って計画的に行動できる方であれば選択肢に入ってくるかと思います。

これらを比較して、各グループで判断しつつ、有効に滞在時間を過ごして頂けたら良いかと思います。

そしてレンタルの際は、上で述べた注意点を忘れずに安全運転で楽しんで頂けたらと思います。

カートは(ゴルフであればゴルフバッグを積んでいるであろう場所に)大きなカゴが付いており、荷物の積載能力も申し分ありません。
私の滞在中、以下のようなものを載せていましたが、問題なく積載可能でした。

シュノーケリング>子ども

シュノーケルボード 120cm ボート
これがあると小さな子供でもシュノーケリングで遊ぶことが可能で、重宝しました!
泳げない、または泳ぎに自信がない人もこれがあると休憩も出来て、大人にも便利!

浮き輪>飛行機

子供用 飛行機 フロート
飛行機の翼部分が浮き輪の安定感を増してくれて、転覆しにくい造りになっています。
子どもだけでなく、泳ぎが苦手な大人もあると凄く便利です!