ピカチュウのモデルと言われている世界一幸せな動物・クォッカに会える島、
パースの西にあるロットネスト島と言う孤島に行ってみました。
果たしてクォッカに会えるのか…!?
ロットネスト島でクォッカ(ピカチュウモデル)に出会う!!〜世界一幸せな動物・クォッカとは〜
クォッカ(Quokka)と聞いて、ピンと来る方はあまり多くないのではないでしょうか。
私は全く知りませんでしたw
ロットネスト島に行く、となって初めて知ったレベルです。
どんな動物なのかサッパリわからなかったので調べてみると、
「ピカチュウのモデル」
「世界一幸せな動物」
「オーストラリア固有の動物」
と言ったキーワードが並んでいます。
それらを総合すると、
「ワラビーの一種の有袋類」であり、
「昔は西オーストラリアに棲息していたものの、現在はほぼロットネスト島にのみ棲息」しており、
「その表情が笑ったように見えるシーンが多い」ことから、世界一幸せな動物と言う呼称がついたそうです。
またロットネスト島の公式HPには、
Do not feed the wildlife
In some cases, feeding wildlife can result in the death of the animal and also lead to unnatural behaviours, where animals become reliant on humans or aggressive. Bread for example is a poor dietary substitute as it has very low nutritional values, causing deficiencies and predisposing our wildlife to disease and deformities. In particular, quokkas can only digest plants and other types of food can result in illness.
It is also important not to provide quokkas with an artificial water supply as it can cause toxicity within the quokkas body leading to death.Do not touch the wildlife
While our quokkas are certainly friendly, touching and petting them is not permitted. Quokkas and birds on Rottnest Island have been known to deliver a nasty bite as well as carry diseases like Salmonella. For your own personal safety and the welfare of the animal, it is best to limit human interaction with wild animals. If you accidentally come into contact with an animal, wash the area of contact with soap and water as soon as possible to minimise the risk of infection.引用元: ロットネスト島公式HPfor wild life
と言った記述があり、餌付けや触ることは厳禁となっています。
が、こんな厳しく書かれているぐらいの動物、そう簡単に会えるのか不安が過ぎります。
ロットネスト島でクォッカ(ピカチュウモデル)に出会う!!〜ロットネスト島周遊〜
以前の記事でも紹介しましたがロットネスト島を周遊する計画としては、
観光案内所をスタートした後、時計回りに各名所(と思われるところ)を巡っていくことにしました。
が、全行程の80%程まで来ても、クォッカに会うことは出来ず…。
(記事にも書いた通り、その代わり野生のアシカには会うことが出来ました!)
「そう言えばPokemon GOでもピカチュウって意外とレアだったなぁ…」
「フェスや特別な日じゃないと中々ピカチュウ捕獲出来ないからなぁ。今日特別な日だったら良いなぁ…」
などと途中から諦めの気持ちも芽生えてきました。
が、その時…!
いました。
行程の本当に最後の方に…。
地図で言うとこの辺りです。
ゴルフ場の東端に当たる広場のような場所に1匹いました。
広場のような見晴らしの良い場所に居たので、逃げられてはいけないと思い、遠目からスマホのズーム機能で撮影した為、画質が悪いです…。
足音を立てないように抜き足差し足で移動します。
意外とずっとそのままの場所でぼんやりのんびりしています。
何を食べているのかまでは遠くてわかりませんでしたが…。
本当に50cmぐらいの「小さなワラビー」…、と言うべきか、「大きなネズミ」と言うべきか悩むような姿です。
ピカチュウの先入観があるにしてもネズミにも見えてしまう…w
のんびりした動きといい、何かを食べる動きといい、確かにとっても愛らしくいつまでもみていられる動物です。
笑っている表情まではわかりませんでしたが、みているこちらがとりあえず笑顔になります。
ロットネスト島でクォッカ(ピカチュウモデル)に出会う!!〜写真集〜
と言うことでゴルフ場横でレアなクォッカに会えた〜!と喜びを噛み締めつつ、
ゴールの観光案内所の方に向かって行くと、
ベーカリーなどが軒を連ねたエリアが出てきました。
このエリアが一番栄えているようです。
…とここまで来て道の端やお店の壁沿いをよく見ると、物凄い数のクォッカ。
このエリアだとレアどころか、ポッポ並みに多頻度で出会うことが出来ます。
そしてしばらく観察しているとその理由がわかりました。
このエリアはレストランやベーカリーがあるので、人間の食べた物が落ちてきたり、
木の実が多く落ちていたりするので食べ物に困らないからなんですね。
そして公式HPの「餌付け禁止」の記述はあれども、ドンドン向こうの方から積極的に寄ってきてエサをせがんでくる…w
白人系の子どもが寄っていって木の実のようなものをあげようとしていました。
本当に人間を全く怖がらないで寄ってきます。
こちらは別の男性がしっかりと木の実あげちゃってました…。
本当はダメですからね…。
でもこの木の実、結構どこでも目に付くタイプのものだと思うんですが、美味しそうに食べていました。
こちらは最早なんかネズミですね…w
一応ワラビーの仲間なんですが。。。
こちらはお店の横をチョコチョコと動き回っていた子。
動きがピカチュウっぽい(大乱闘スマッシュブラザーズ的に)ので写真を撮ってみました。
今回撮った写真の中では一番ピカチュウっぽい雰囲気でした!
しかし、この写真で伝わりきるかわかりませんが…w
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ロットネスト島でクォッカ(ピカチュウモデル)に出会う!!〜注意点〜
と言うわけでエリアを限定すれば簡単にクォッカに会うことが出来ます。
ロットネスト島から帰った後に再度HPを読んでみると、
「餌付け禁止」「触るな(サルモネラ菌を媒介する動物)」「噛まれたりしないよう、自身の安全の為と動物の為に」
とはなっているものの、「近付くな!」との記述は見つけられませんでした。
コアラの流れでなるべく離れるように心がけようと思っていましたが、
見た限りでは近付くな、とは書いてない…。(本当はどこかに書いてあるのかもしれませんが)
と言うことは動物の生態系を壊さない範囲であれば近づいても良いのかもしれません。
実際、今はクォッカと自撮りする写真がネットに出ていますし…。
しかし繰り返しになりますが、近づき過ぎると噛まれる恐れもあるので、
本当に注意してください!!
あまりにも人に慣れすぎていて、すぐに近づいてくるので油断しがちですが、
ワラビーの仲間と頭では理解していてもネズミ感のある動物なので、本当に噛まれる可能性はありそうな動きをしています。
ロットネスト島でクォッカ(ピカチュウモデル)に出会う!!〜まとめ〜
クォッカに会えたのが嬉しすぎて、Pokemon GOのピカチュウとARでの撮影をするのを忘れてしまっていました…w
再度行く機会があれば今度は撮影してきたいと思います。
(2020年8月現在では埼玉県子ども自然動物公園に行けば日本でもクォッカに会うことが出来るようです!)
ロットネスト島、本当に一度は訪れる価値のある島だと思います!!パースに行った際は是非野生のクォッカに会いに行ってみてください!