ワイルドライフ・シドニーではコアラに間近で会える！チケットや所要時間・アクセス方法もご紹介｜とらべログ -Travelog by Airline staff-　tabilog89

シドニーの街中にある動物園WILD LIFE SYDNEY！
コアラに気軽に会うなら絶対にココです！最も間近で見られて写真撮影も可能！

ワイルドライフ・シドニーではコアラに間近で会える！チケットや所要時間・アクセス方法もご紹介～動物園の概要～

オーストラリアといえば、コアラが有名な国ですね。
コアラはオーストラリア固有種として生息し、更に、大きなオーストラリア大陸（国土面積は7,692,000 km²で、日本の国土面積377,900 km²の約20倍！！）の中でも実は限られた地域でしか生息していない動物でもあります。
島国ならではの生態を持っているのがコアラ。
コアラに限らず、オーストラリアは島国独自の生態系を持った動物が数多く住んでいます。

こうした背景や恵まれた自然環境が影響してなのか、オーストラリア人は特に動植物に対する愛着が強い傾向にあります。
（全員が全員、と言うわけではなく、あくまで傾向として、ですが）
私も最初は彼らの愛着の強さを不思議に感じている部分もありましたが、
こうした動物園や水族館を通して概要を知り、
また実際に海に触れることで、オーストラリア全体が本当に素晴らしい自然を保有しているのだと言うことを実感し、納得することが出来ました。

シドニーで最も有名で大きな動物園のタロンガ動物園のご紹介はまたの機会にまとめるとして、
今回は街中にある動物園・WILD LIFE SYDNEYをご紹介します。

場所がこちら。

本当に街のど真ん中に位置しています。
東京と比較するならサンシャイン水族館のようなイメージか、お台場に動物園があるようなイメージです。
実際、お台場にもあるマダムタッソー蝋人形館in Sydneyと併設されているのが、このWILD LIFE SYDNEYでもあります。
他にもSEA LIFE SYDNEYと言う水族館も併設されています（こちらも別記事でまとめます）。
加えてThe SYDNEY TOWER EYEの入場券と合わせて、
これら４施設のうち2施設まとめたチケットを買うと１施設タダ（大人＄５７）や、
３施設まとめたチケットを買うと１施設タダ（大人＄６７）などがあります。
例えば動物園と水族館に行くと蝋人形館がタダになる、と言ったチケットの買い方が出来ます。
勿論１施設ごとのチケットも購入することが可能で、WEBで買うと安くなるようです。

今回は（2018年当時は）、WEBで１施設ずつ購入することにしました。

しかし街中の動物園で敷地面積はそれほどなさそうに見えるのに、本当に見応えタップリです。
結局所要時間としては３時間弱かかりました。

ワイルドライフ・シドニーではコアラに間近で会える！チケットや所要時間・アクセス方法もご紹介～出会える動物たち～

コアラ以外にもここには見るべき動物が沢山住んでいます。
オーストラリアを代表する動物の1つ、カンガルーやワラビーがその一つです。

ワラビーもすぐ近くで見られます。
カンガルーはウォークスルー（柵がロープ状になっていて、道を歩きながら両サイドのカンガルーを見られる）形式での鑑賞です。

近い…。
プーさんの仲間たちのイメージで優しい顔をしているかと思いきや、結構シッカリとしたお顔の皆様。

お次の紹介はタスマニアデビル。

National Geographicの記事によると、3000年前にオーストラリア本土で絶滅したようですが、
今は保護活動などによってオーストラリア本土に還す取り組みが成功しつつあるようです。
ちょっと昔の某教育テレビの曲でもお馴染みのこちらの動物ですが、意外と本物は見たことない人が多いのではないでしょうか。
デビル、と言う名前がついているので怖いイメージもありますが、こうして見てみると優しそうな顔で可愛らしい感じです。
実際には腐肉を食したり、肉食の獰猛な一面もあるようですが、National Geographicの記事によると人間への悪影響はほぼないようです。

この章で紹介する最後の動物はクロコダイル。

フック船長もびっくりの大きさ。
最初は上から見ているのですが、順路が進むとこの写真の中に写っている円柱状のガラスに入って間近で見ることが出来ます。
間近で見るとこんな感じ。

これは本当に怖い。
ガラス割れたらどうしよう。

…と、コアラ以外の見所動物たちを紹介してみました。

ワイルドライフ・シドニーではコアラに間近で会える！チケットや所要時間・アクセス方法もご紹介～実際にコアラを見る！！～

お待ちかねのコアラの時間です。
動物園も心得ているのか、順路のかなり後半で出てきます。
（中盤でも遠くから見ることが出来ますが、後半は間近で見ることが出来ます）

が、柵の中でより間近で見ようとするとチケットが必要で、別途お金がかかります！
４人以下で約10分程度の鑑賞で$25。これは現地のコアラ鑑賞エリア隣で買うことが出来ます。
尚むかーしは、コアラを抱っこすることが出来るところも多かったようですが、
コアラの保護の為に条例で抱っこなどの接触は全面的に禁止になっています。
どうしても抱っこしたい方は抱き枕でしょうか…。

ま、ここまで来たら「しょうがないな」と思って＄２５追加で払って入場することにしました。
（2020年12月現在は、公式HPによるとCOVID-19の影響でこのチケットは利用不可となっているようです）

写真撮影なども自由に出来ますし、係の人に撮ってもらうことも可能です。
が、前述の通りストレスを与えないようにコアラから離れるように、と繰り返し注意されます。

しかし、それでも近い！！
こんなに近くで見られるのは日本であるのでしょうか…。
日本で見ていた資料だと「２４時間のうち20時間以上を寝て過ごす」なんてことも見聞きしていましたが、ここではなんとレアなことに動いているコアラを見ることが出来ました！！

なんと木からスルスルと降りて来たと思ったら、歩いてこっちに向かってくる！！
私たちは君たちから離れようとしているのに！w
こちらも慌ててコアラのために道を空けます。

そして悠然と私たちの横を通り過ぎてまたこの木に登っていくコアラ。
これまた事前に読んでいた資料によると、
「外敵から身を守るために木の上で生活するようになった」
と言った旨を見た記憶があるので、
こんな地上を優雅に歩く姿を見るなんてここでしかないのではないでしょうか。
あまりのことにビックリでした。
こんなレアなシーンが見られるのもオーストラリアならでは！かもしれません。
とにかく＄２５払って入場した甲斐は十分にありました。