Gopro9を購入しての最初の関門はバッテリーの開け閉めと充電です。
方法や駆動時間について詳しく解説しました。
【GoPro9:バッテリー】開け方や駆動&充電時間などについて解説!~バッテリー部分の開け方~
GoPro HERO9(以下、Gopro9)を購入して最初の関門はバッテリー部分を開けること。私もこれでかなり苦労したので、攻略法を記載します。
Gopro9は非常に多彩な機能を有しています。
中でも、防水機能が高いのは素晴らしい機能です。以前までは防水用のハウジングを別売りのアクセサリとして購入したり、(Hero3+では購入時についてきましたが、防水ハウジングにイチイチ付け替えなくてはなりませんでした)
面倒なことが多かったですがGopro9では水深10mまでの防水機能を有しているとのことです。
その高い防水機能を維持するため、本体のロック性能が格段に上昇しています。
ロック性能が上がった代わり、開けるのが少し大変です…w
ある意味、「Gopro9購入後の最初のハードル」と言っても過言ではないレベルです。
以前の記事でも紹介した通り、バンドルを購入しました。
バンドルセットではこのような箱に入っていますが、この上半分に説明書が入っています。
説明書といっても昔のように”辞書のような”分厚い説明書ではなく、本当に簡単なイラストの説明が書いてあるだけです。
詳しい操作方法はWEBを参照してくれ、ということなのでしょう。
miniSDを加えてもこの程度の装丁です。
このうち、右上が主な初期設定の表示です。
初期設定は概ねこの4ステップと言えます。
そして「最初のハードル」はイラストの2番です。
これによると、小さなツマミを下げて回すように書いてあります。
サラッと書いてありますが、これがメチャクチャ固い!!
本当にこの色が変わっている部分が動くのか、と疑うほどの固さ。(初回が多分一番固いと思います)
「これだけ固いのはプラス面なのか…?」と疑うレベルですが、上記した通り防水性能のためにここまでの固さになっている、ということだと思います。
(そういう意味では納得というか、安心な部分でもあるのですが)
これは無事開けられたところです。
何度もやったせいでツマミの周りが擦れて白くなっております。
(この跡はなでるとまた元に戻ります)
ポイントはこの矢印の方向に伸ばすように押し下げること。
慣れてくると開けるのが段々早くなってきますが、それでも手袋をしていたり、寒くて指がかじかんでいる状態だと少し難儀な作業です。
【GoPro9:バッテリー】開け方や駆動&充電時間などについて解説!~バッテリー駆動時間について~
撮影方法や外気温などによってもバッテリーの駆動時間は変わってくる可能性が高いので、一概に駆動時間を述べることは難しい…。
のですが、この難しいという前提の上で検証してみました。
今回は以下の設定での動作確認です。
・外気温6~8度
・ほぼデフォルト「アクティビティ」
・2.7K
・60フレーム
・リニア+水平維持機能
・スクリーンセーバーは5分で作動(前面・背面ディスプレイ共に)
・なるべく撮影時以外は電源OFF(前面・背面ディスプレイを使う時間をなるべく短く)
・外出時間はおよそ4時間
主な要素は以上の通りです。
この条件下で動作確認を実施しました。
トータル55分程の動画を撮影し終えたところで、フル充電だったバッテリーが14%まで減少しました。
miniSDはバンドルについてきた32GBのものを搭載していたので、上記条件だと撮影可能時間が60分ジャスト。
つまりバッテリーフル充電を使い切るのに、およそ60分、上記条件での32GB使用分と同等ということが今回判明しました。
調査以外のその他の場面でも使っていて感じるのは(厳密に条件を固定しての調査ではないですが)、
撮影解像度のクォリティはバッテリーの稼働時間に大きな影響を与えなさそうです(個人の感想)。
むしろ前面・背面ディスプレイの表示時間に依存するような気配です。
何故その気配かというと、帰宅して14%だったところから、録画した内容を確認しようかと電源ONにした状態で少し置いておいたら、どんどんバッテリーが消費していき、あっという間に9%まで減りました。
(まだスマホなどで操作する前、、、つまり前面・背面ディスプレイに表示しているだけの状態)
これらを総合すると、バッテリーをほんの少しでも長持ちさせようとするなら、
・小まめに電源OFFにする(ことでディスプレイの表示時間を短くする)
・スクリーンセーバー機能をより積極的に使う(今回は5分にしていましたが、もっと短くてもいいかもしれません)
といった工夫をすることでディスプレイを表示させなければ、ほんの気持ち程度かもしれませんが、バッテリーが長持ちしそうです。
【GoPro9:バッテリー】開け方や駆動&充電時間などについて解説!~充電時間について~
駆動がおよそ1時間ということまではわかりましたが、一方の充電時間についても検証してみました。
因みにGopro9の充電コードは全てUSB Type-Cとなっています。Nintendo SwitchやSamsungのスマホなど、最近はType-Cが流行ってますね。
検証の充電方法は、
・デュアルチャージャーを使用
・家庭用コンセント
・付属されているType-Cのコードを使用
・プラグはiPhoneなどで今まで使用してきたものを使用
・充電前のバッテリーはGopro9のディスプレイ上の表示で1%
以上の条件下で実施しました。
因みにデュアルチャージャーを購入していない場合は、本体のカバーを開けて直接Type-Cのコードを指すことで充電が可能です。
こちらもいずれ、検証してみたいと思います。
(が多分これ、とっても時間かかるんだろうな…)
結論として所要時間は約120分!
つまり、60分使用+120分充電=180分1サイクルと考えることが出来ます。
尚、バンドルの内容としてバッテリーが2個、デュアルチャージャーの購入時にバッテリーが1個同梱されてきた為、
現在私の手元には3個のバッテリーがあります。
180分1サイクルと考えると、3個のバッテリーがあればカメラ本体は稼働が可能ということも理論上は言えそうです。
(実際にはmicroSDの容量の問題や充電効率の変化によっても異なるため、あくまで理論上という領域は出ませんが)
【GoPro9:バッテリー】開け方や駆動&充電時間などについて解説!~まとめ~
バッテリーの開け方に始まり、駆動時間や充電時間について考察・検証してみました。
公式HP上では、
「最大30%アップしたバッテリー駆動時間」
とのことでした。またその注釈として、
「バッテリー駆動時間は設定内容により異なります」
との記述も併記されています。
Gopro8を所有していないので単純比較は出来ません。よってこの30%という数字の検証は今回は出来ていません。
ただバッテリーというのはその性質と構造から、駆動時間の長さを上げようとすると必然的に重さや大きさが比例して大きくなってしまいます。
現在で十分軽いのですが、これ以上重くなったり大きくなったりするのはGoproの使い勝手を考えると現実的ではないように思います(現時点での私個人のユーザー感覚ですが)。
したがってバッテリーそのものの性能アップを待つよりも、
・バッテリーを買い足しておく
・バッテリーの消耗が少ない方法を試す(今回の記事や他の記事で紹介している方法を試してみてください)
などの方法を使うことで対応していくことが良さそうに思います。
今回紹介したものよりももっと多く早く充電したい方なら、純正ではありませんが↓が良さそうです。これだと3個同時に充電出来ます。
今回私が使用したのは純正製品で↓のタイプの充電器です。最小限の重量なので持ち運びにも便利です。
【GoPro公式】 デュアルバッテリーチャージャー HERO9ブラック用
TELESIN Gopro Hero9 バッテリー 1750mAh + 収納式充電器 セット バッテリーチャージャー アクセサリー メモリーカード収納 バッテリー収納 (1*充電器+2*バッテリー)
ケーブルだけ買い足すならTypeCの物を購入してください。
正直これは何でもいいと思います。長さぐらい。うちはよく使うので買い足してます。