電動自転車の定期点検!!やらないと事故や故障に繋がります!

電動自転車定期点検の実際の模様や感想を口コミレポート!意外な箇所の故障を予防出来ました!1年に1回は点検することをオススメします!!
(店舗にもよりますが、1000円前後で出来ることが多いようです)

電動自転車の定期点検!!やらないと事故や故障に繋がります!~定期点検とは~

電動自転車の定期点検をビックカメラで実施したのでその模様をレポートします。
購入時にも「購入から1年ぐらいで一度、定期点検に見せに来てください」と言われていたのですが、
少しサボってしまっていました…w
1年3か月程で今回は定期点検に出してみました。

ビックカメラの定期点検の主な項目は次の通りです。
・各所ネジの締め直し
・ブレーキの状態確認
・簡単な清掃

こう書くとかなりシンプルですが、非常に重要な項目ばかりです。
自分でもやれる…なんて思ってしまいそうですが、
電動自転車は普通の自転車と異なり、構造がやや複雑であることや、車体重量があることも踏まえると、余程の知識と経験がないと自分で点検するのは難しいでしょう。
特に子乗せ電動アシスト機能付き自転車の場合、
子どもの安全を確実なものにするための点検なので、専門スタッフの点検を受けておくことをオススメします。

今回の点検ではなく、以前転倒したことを受けての点検の際に判明したのですが、
転倒の衝撃によって子供が乗る椅子の部分が最初の取り付け位置からズレてしまっていることが判明しました。
この時は転倒したことで「何か異常はないか」と心配になって点検に行ったわけですが、点検に行って良かったと思いました。

転倒していなくても、小さな段差の上り下りを繰り返す自転車の振動は”塵も積もれば山”となって小さなネジの緩みや欠損を招く可能性があります。
よって1年毎に点検するのがやはりオススメです。

電動自転車の定期点検!!やらないと事故や故障に繋がります!~知人の故障ケースのご紹介~

次に、知人が出くわした損耗による故障のケースをご紹介します。
知人の電動自転車のケースでは、ブレーキが効かなくなるという故障でした。
ブレーキという一番大事な機関の故障ということですぐに自転車屋さんに持参し修理して貰っていました。
詳しくは後述しますが、このブレーキの故障は意外と多いようです。

知人が定期点検を受けているかは現時点では確定的なことはわかりませんが、
定期点検ではブレーキのチェックも行うので、完全な故障に至る前に部品交換などの処置をしてより安全な状態で長く使えていた可能性はありそうです。
またこの知人の場合はブレーキの修理だけで済んだようですが、
ブレーキの利きが悪いまま、放置した状態で走行を続けていくと、
ブレーキのゴムの部分の奥の固い部分が露出し、更にこの固い部分がタイヤのリム(金属の平らなところ)を傷めることに繋がります。
この場合は、ブレーキだけではなくタイヤの交換に至る可能性もあるようです。

電動自転車の定期点検!!やらないと事故や故障に繋がります!~実際の模様~

では実際に今回私が受けた定期点検の模様をご紹介します。
尚、今回は自転車のベルも壊れてしまったので、部品を取り寄せて、ベルの交換も実施することにしました。
このベル、交換しようとするとレバー部分も丸ごと交換することになるということで、この部品代と工賃で1500円でした。

所要時間についてはこのベルの交換と併せて1時間30分程とのことでした。
場合によっては2~3時間程かかる場合もあり、夕方以降の持参の場合は翌日の昼以降の受け渡しになるケースもあるようです。
スタッフの数や、受け持っている業務量によってもこの辺りは変動するようなので、点検を受ける前に電話などで所要時間について直接よく確認することをオススメします。

今回は主にブレーキの点検とネジの点検を実施して頂きました。
そこで判明した重大な事実として、
私の自転車の前輪ブレーキが前述の知人のように故障3歩手前だったということです。。。

これは当該の前輪ブレーキを外した後の、実際の写真です。
かなり摩耗していて、前輪ブレーキの2枚のパッドのうち1枚が既に<<という山が、跡形もなくなっています。
本来は右のパーツのように<<という山があり、この山がゴムで出来ていて変形することにより自転車のブレーキ効果を生み出してくれるのです。
最近なんとなく前輪の減速率が悪いと思っていたのですが、気のせいではなかったようです。
しかし徐々に悪くなってくるものなので、気づきにくく、「新品のときもこんなぐらいの減速率だったかなぁ」とも思っていたぐらいでした。

対応してくれた店員さんいはく、
「電動アシスト機能つき自転車は、それ自体の車体重量もあり、お子さんを載せていらっしゃることもあってかなりの重量での走行となります。
この重量をブレーキで止めていくので、やはりブレーキには大きな負担がかかることは避けられません。ですので、こうして定期的に点検して頂くことをオススメしています」
「また特に日本人は右利きが多いので、右手で握る前輪ブレーキのほうがどうしても使いやすくて停まりやすいので、全体の傾向としても前輪ブレーキのほうが摩耗しやすい傾向にあります」
「この前輪ブレーキが効かなくなっても後輪ブレーキだけでなんとか走行出来るので、しばらくそのまま走行してから持ってくる方もいらっしゃるのですが、この場合は摩耗したブレーキによって前輪タイヤのリムが大きく傷んでいてタイヤ交換になるケースが多いです」
とのことでした。

本当に、こんなに摩耗するなんて驚きでしたが、点検に出して良かったと思いました。

今回は他の箇所のネジの締め直しもバッチリ行って頂き、予定通り1時間30分程で終了しました。

電動自転車の定期点検!!やらないと事故や故障に繋がります!~まとめ~

定期点検の模様をお伝えしました。
毎日乗る方も多く、子供を載せるケースもある電動自転車なので、常日頃から点検を怠らず、万全の状態で走行できるようにしていきたいですね。

私も自分の自転車のブレーキがこんなに摩耗しているとは想像もしていませんでした。
交換して頂いた後は、ブレーキの利きが素晴らしくよくなりました。
「あ、元々はこのぐらいシッカリとブレーキが効くものだったんだな」と噛み締めています。
また、ブレーキパッドが新品となり、以前と比較して厚くなったことでタイヤのリムとの距離が近くなった為、
ブレーキレバーを少し握っただけでブレーキが効くようになりました。
これもブレーキレバーに”遊び”がある以前までの状態が「少し異常」だったので、改善されたと言えます。

中々気づきにくい部分ではありますが、
それだけに定期点検の重要性を再認識した次第です。