sagrada familia

バルセロナ観光モデルコースをご紹介!所要日数や注意点、バルセロナの街の考え方を大公開!!

バルセロナ観光モデルコース:日数と歩き方をご紹介~バルセロナの街の考え方~

バルセロナのシンボルであるサグラダファミリアを地図で表示するとこのような場所となります。

これは完全に個人的な考え方に基づくコツなのですが…、
バルセロナの街を大まかに理解しようとするなら、この地図にもある通り、
ディアゴナル通り(Avinguda Diagonal)とグラシア通り(Passeig de Gracia)そしてそこから連なるランブラス通り(Las Ramblas)を中心に考えるとわかりやすいと思います。
ディアゴナル通りはその名の通り、碁盤の目状の街の小道に対して斜めに走る大通りです。
(方向としてはほぼ東西に真っすぐ走るような通りなのですが、海岸線を中心に考えられているようです)
グラシア通りは(ディアゴナルに対して)、碁盤の目状の街の小道とほぼ平行に走る道でディアゴナル通りから旧市街を繋ぐ大きな通りになっており、カタルーニャ広場へと続いています。カタルーニャ広場からはランブラス通りにつながり、コロンブスの塔が終点となります。

ディアゴナル通りにはFCバルセロナの本拠地であるカンプ・ノウがあり、
(日本で言うと東京の国立競技場ぐらい、街中とスタジアムが近接しています)
サグラダファミリアもこの道沿いに位置しています。ディアゴナル通りの北サイドの少し離れたところにはグエル公園もあります。

グラシア通りにはカサ・ミラ、カサ・バトリョが道沿いに建っており、
LOEWEなどのブランドショップも軒を連ねています。

ランブラス通り沿いにはサンジュゼップ広場やグエル邸が財しており、コロンブスの塔ではコロンブスが新大陸を指さしているのを見ることが出来ます。

バルセロナ観光モデルコース:日数と歩き方をご紹介~移動方法と観光ポイント~

バルセロナは地下鉄やバスが非常に発達しており、移動に便利です。
が、(これから徐々に変わっていくのかもしれませんが)出口を出た瞬間に自分がどの場所にいるのかがわからないのが難点です。
日本の大都市圏の地下鉄網とは異なり、出口がどこにつながっているのかを示す地図というのはほぼありません。(探せばあるのかもしれませんが)
そこで私は主に徒歩かタクシーを利用していました。
徒歩での移動でも、先程ご紹介したグラシア通り~ランブラス通りを全て歩いたとしても1時間弱で片道を移動することが出来ます。

また流しのタクシーも数多く走っているので歩くのに疲れたらすぐに捕まえることが出来ますし、東京よりも安い値段で移動することが可能です。
流しのタクシーの気になる点である、ぼったくりや全く関係のない地点へ連れて行かれる、といったシーンには延べ10日間弱の滞在日数の中では出くわしませんでした。
観光客相手だとわかっているからか、むしろ運転手の人たちは優しく接してくれますし、概ね英語も通じます。
(スペイン語で話すと、とっても喜ばれるのですが、「スペイン語通じるのか!」と思われて、早口で喋られて全然わからない…という展開がセットでついてきます)

バルセロナ観光モデルコース:日数と歩き方をご紹介~日数について~

非常に見どころの多い観光地のバルセロナなので、「最低でも何日」と中々言えないのが実情です。
その理由は変動要素(決定要素)が非常に多いからです。
別記事でご紹介しますが、ガウディ関連のスポットは予約が必須です。
この予約がどの程度取れるか、ガウディ関連のスポットをどの程度フォローするか(優先順位をどうするか)が大事になってきます。
どの観光スポットも概ね半日以内が所要時間となりますし、上記した通り、移動はしやすいので一日に2箇所を制覇することは可能です。

またガウディ以外にも非常に重要な観光資源として挙げられるのが、FCバルセロナの試合観戦です。
概ね土曜日ないし日曜日の試合開催なのがラリーガサンタンデールの流れですが、HOME&AWAYのリーグ戦の中でバルセロナが本拠地で試合をやるときにあたるかどうか、またはその試合を狙って旅程を組むのか、も大きなポイントになります。
上手くいけば火曜日ないし水曜日開催のUEFA CLを観ることも出来ますし、これらの日程の噛み合わせが良ければ滞在中にリーグ戦とCLの両方を観戦することも可能です。
(イムノが歌えるとより楽しむことが出来ます)

個人的にはガウディ建築に数点(サグラダファミリア、グエル公園、カサミラ、カサバトリョ)と、FCバルセロナの試合、ピカソ美術館、更に買い物…
と考えると到着から出発まで丸4日間~5日間(96時間以上)は必要だと考えます。
バルセロナはヨーロッパ随一の観光名所なので、このぐらいは必要かな、と。

バルセロナ観光モデルコース:日数と歩き方をご紹介~バルセロナの民泊―諸問題その1~

バルセロナ市は住宅不足問題を抱えています。
以下はETVで紹介されていたバルセロナ市の住宅不足問題をまとめたものです。

バルセロナの住宅不足問題
バルセロナ市は年間1200万人(2017年)の外国人観光客が訪れます。
その結果、住宅が民泊に転用され、物件が不足。
バルセロナ市の1か月あたりの平均賃貸料は約682ユーロ(2013年)から約979ユーロ(2019年)へと約40%も上昇。それまで住んでいた人が家賃を払えず退去させられ、家賃高騰に対するデモが行われたこともあります。
これらを”オーバーツーリズム”と呼んで批判する住民もいるようになりました。
これらに対して地域政党のバルセロナ・イン・コモンは違法民泊4900件に営業停止命令を出しました。
新築住宅の30%を公営住宅にする法律を制定しました。。

バルセロナでは水や電気も民営化されて、共有物だったものが営利目的になってしまい、
エネルギー貧困や水貧困にも陥っているそうです。
これらに対して再公営化をしようという試みが出ているそうです(ヨーロッパ全体にこの動きがあるそうですが)。

バルセロナ観光モデルコース:日数と歩き方をご紹介~バルセロナの歴史-諸問題その2~

バルセロナはカタルーニャ自治州に位置しています。
詳しい話は割愛しますが、サッカーでもFCバルセロナとレアルマドリーの因縁が示す通り、バルセロナは文化的・歴史的には複雑な背景があります。
更に言えば21世紀になってもそれは現在進行形で続いています。

実際に見た現場としては市庁舎近くで自治州の独立運動が行われ、
デモのような(小さな規模ではありますが)騒乱状態になったことがあります。
いつどこで始まるのか、私もよくわからないのですが、黄色とオレンジの縞模様の旗を振っている集団がいたらこうした事態になる可能性があると頭の片隅で覚えておくと良いかもしれません。

バルセロナ観光モデルコース:日数と歩き方をご紹介~バルセロナの治安-諸問題その3~

概ね治安は良いと言えます。
が、カタルーニャ広場を中心とした観光市街ではスリなどの軽犯罪に注意したほうが良いです。
夜でも出歩くことは出来ますが、少し外れた小道に入ってしまうとかなり暗いところもあるので、女性の少人数での行動をするときは大通りのみに絞ったほうが賢明です。
「海外で取る行動」のオーソドックスなスタイル(財布を見せて歩かない、口の開いたカバンで歩かない、背中に荷物を背負わない)が守れてれば、過度に気を遣う必要はありません。

バルセロナ観光モデルコース:日数と歩き方をご紹介~まとめ~

ヨーロッパ随一の観光スポットのバルセロナの概要をご紹介しました。
ガウディの建築物は「建築物にあまり興味がない」という人にも、「まぁまぁそう言わずに」と勧めたい程素晴らしいものばかりですし、
サッカーも同様の美しさです。
サッカー漫画『アオアシ』で、サッカーを知らないヒロインの花がカンプノウについて
「あのスタジアムってさ、もうサッカー場じゃないんだ。劇場だよ。オペラが始まる感じ。すごかった」
と回想するシーンがありますが、そのぐらい本当に凄いですし、ある意味ではこれもまた芸術です。
別記事で個別の観光スポットの詳細をご紹介していきますので、そちらもご参照ください。

NIKE(ナイキ) FCバルセロナ 20-21 ホーム 半袖 ユニフォーム No.10 メッシ CD4232-456/10M

FCBarcelona(FCバルセロナ) フェイスタオル ストライプ BCN33659

レアル・マドリード vs FCバルセロナ 因縁の100年史 Kindle版

ガウディ サグラダ・ファミリア聖堂 (ペーパークラフト・ブック) (日本語) 大型本 – 2004/9/1

アオアシ(1) (ビッグコミックス) Kindle版