グエル公園・ベンチ

ガウディ設計のグエル公園の見どころ!トカゲと注意点をご紹介!~アクセス方法~

グエル公園の成り立ち、構造などは別記事でご紹介しております。
今回は実際に行ってみてのレポートです。


既に別記事でもアクセス概要についてはご紹介した通りです。
とにかく、”ちょっぴり”行きにくい…w

地下鉄やバス、徒歩など色んな手段を検討した結果、街中からタクシーで行く手法を今回は取りました。
バルセロナのタクシー料金はそこまで高くはないので、グエル公園までのタクシー料金も許容範囲内であることを予想し、タクシーを採択するに至りました。
結果的にはこの選択は正解だったと思っています。
料金も高くはなかったですし、近くに行ってみると、石畳の登り坂部分もあるため、Google Mapの表示よりも徒歩の所要時間がかかりそうな印象でした。
(実際に徒歩で行っていないので比較実験は出来ていませんが…)
また、帰路についても同様の考えを持った観光客がタクシーで多数来る為、観光客が下りたばかりのタクシーを拾って帰っていくことが出来ました。
というわけでタクシーオススメです!

ガウディ設計のグエル公園の見どころ!トカゲと注意点をご紹介!~チケット購入とその時間帯~

グエル公園もサグラダファミリア同様、オンラインでのチケット購入が可能です。
今回は行く前日にチケット購入をすることが出来ました!!
その代わり、行く時間帯は朝8:30!
因みにバルセロナの日の出時間は結構遅く、夏至の近い6月でも6:17程度、(その代わり日の入りが21:26程度)冬至の近い1月だと8:15程度(日の入りは17:46)とかなり遅いです。
サマータイム期間が大体3月下旬~10月下旬なのでサマータイムを差し引く必要がありますが、
総じて「日の入りが遅い代わりに、日の出も遅い」…そんなイメージでしょうか。
流石はシェスタの国(ちょっと違う)。

というわけで8:30狙いだとまだ周りは暗い…w
ようやく着いて気温が上がり始めるぐらい。

しかし朝早い時間帯のほうが空いているのでオススメです。
帰る頃には大勢の人たちが来ていました。どの時間帯も同じぐらいの予約定数だとは思いますが、実際に訪れる人の数は結構違いそうです。
その大勢の方々のお陰で、帰りのタクシーは簡単に拾うことができました。
帰りのタクシーをどうやって拾おうか…と悶々としていたのですが、(観光地あるあるのタクシーで繁華街から出発するのは簡単でも、目的地から中々折り返せない展開…)
スッキリ解決できました。

というわけで朝早い時間帯がオススメです。

ガウディ設計のグエル公園の見どころ!トカゲと注意点をご紹介!~実際の写真と見どころ~

タクシーで実際に行くと、降りたところからすぐ目の前に公園らしきものが見えるものの、入口がわからない!!
よく見ると↓のような案内図が。
バルセロナ・グエル公園入口案内図
この矢印方向にグルっと回らないといけないようです。
目の前に来たと思っていただけにこのグルッと回るのが意外と長く感じてしまう…w

入口にて、メールで送られてきたQRコードをかざすと入場OK。
すぐにおとぎ話に出てくるような家が出てきます。

二つ小屋があり、片方はガウディグッズを販売しています。
時間の関係でガウディグッズ販売はあまり見ず…w
現地で獲得したモニュメントゾーン見学の手引きによると、
「公園メインの入口には、カサヴィセスに由来する鉄の門があり、これはガウディの主要な作品の1つ」
「2棟とも陶器のトランカディでおおわれています」
「トランカディスはガウディが非常に愛した装飾方法で陶器の破片を表面に張り付けたものです」
とのことです。

抜けるとすぐにグエル公園のシンボルの1つ、トカゲ(竜などの諸説ありますが)の像に出会うことができます。
グエル公園・トカゲ像
写真撮ってる人も大勢います。”映える”写真ならここですね。
同じく手引きによると、
「カタルーニャの紋章のうえに頭が蛇の形をした噴水が観られます」
「続いて色とりどりのドラゴン、またはサンショウウオが現れます」
「さらに上部には3匹の蛇のような形の三脚が美しい外観の丸いベンチの前にあります」
とのことでした。トカゲじゃないのか…!


階段の奥にもモザイク柄の牛?らしきものも。

上へと昇っていく順路ですが、その途中には小学校のサッカーコートらしきものがありました。
これがグエル家跡の小学校の模様です。
(※バルディリ・ラシャック小学校校庭ですが、小学生のプライバシー保護のため写真は撮らないように、と手引きのお達しです)

市場を囲むようにしている回廊は「ブガデラ(洗濯女)の回廊」と呼ばれています。この回廊の柱は手を加えていない石(道路を掘削する際に出た砕石)で作られているのだそうです。

確かによく見ると、頭に洗濯籠を乗せた女の人のように見えます。

一番高い平地のエリアは「ギリシャ劇場」または「ラ・ナトゥーラ劇場」と呼ばれています。
ガウディが人間の体にぴったり合うように設計したというベンチは座り心地がとっても良かったです。
グエル公園・ベンチ
手引きによると、
「20世紀初頭にはスポーツ行事や気球の離陸地点、社会的な様々な行事のための広場となりました」
「もっともよく一般的にカタルーニャの大衆文化デモやカタルーニャ主義者たちの行事のために使われました」
とのことです。

最後はグエル公園からの眺望を。
山の手のエリアにあるのがわかるほどの眺望の良さです。これで2家族・3区画しか売れなかったのがもったいない…?
グエル公園・眺望

ガウディ設計のグエル公園の見どころ!トカゲと注意点をご紹介!~注意点~

注意点は大きく分けて3つ。

1つはチケットです。
今回は前日でも取得できましたが、グエル公園は「30分ごとに400人」という人数制限を設けています。
サグラダファミリアの記事でも紹介しましたが、バルセロナに行くことが決まったらまずはオンラインでのチケット取得を強くオススメします。
観光シーズンだと3~4時間待ちもざらのようなので…。

2つ目はチケットの有効期限です。
オンライン取得がオススメと前述しましたが、このチケット、有効期限があります。
「30分ごとに400人」という定数があるからそりゃ当たり前なのですが、
オンラインチケットを購入すると、
「早めに着いておくことを推奨しますよ。予約を保持していられるのは30分ですよ」
と注意書きのメールが入場用のQRコードと共に送られてきます。
のんびり屋さんなラテン系のバルセロナの街ですが、この辺りだけは結構シビアな感じがするので(実際に遅れたわけではないので、本当に30分で有効期限が切れてしまうのか実証はしていませんが)、
折角取ったオンラインチケットなので早めに到着して確実に入場できるようにしておきましょう。

3つ目は服装です。
前述した通り、日の出から時間が経っていないこともあり、また意外と真夏以外の明け方は涼しいことが多いバルセロナ。
羽織れるカーディガンなどはあったほうがベターです。途中から日の出と共に昇温してきて暑くなってくる場合もあるので脱いで持ち歩くケースも想定したものが良いと思います。
また、別記事で構造を紹介した通り、小高い丘に建設されているので坂道や階段が多いです。
歩きやすい靴がオススメです。

ガウディ設計のグエル公園の見どころ!トカゲと注意点をご紹介!~まとめ~

バルセロナの観光名所であるグエル公園をご紹介してきました。
実際に見て回った感想としては、
「皆さんにも絶対に行って欲しい!」
ということです。サグラダファミリアは勿論最重要スポットですが、
それに次ぐ、非常に素敵なスポットだと思います。

是非、早めの予約のうえ、訪れてみてください!!